親知らずの影響 | 東京都北区 赤羽駅【トナミビルデンタルクリニック】

抜歯の中で一番大変なのが「親知らずの抜歯」です。なぜなら、悪さをする親知らずは、たいがい横向きで骨の中に埋まっているからです。これを抜くには、歯ぐきを切り、骨も削って、親知らずの頭を出さなければならないことが多いのです。

特に下あごの骨は硬く、しかも近くを太い神経と血管が通っていて、細心の注意が必要です。

横向きの親知らずを放っておくと、周りの歯ぐきで細菌が繫殖し、時には入院が必要なほどの重い症状を引き起こすこともあります。また細菌のせいで隣の歯を支える歯がとけたり、親知らずが隣の歯を押し隣の歯の根っこを溶かしてだめにしたり、押すことで前歯の歯並びに影響することもあります。

また、稀にではありますがアスリートの方が練習中や競技中に接触事故を起こしたとき、親知らずがクサビのように働いて、下あごの骨折を引き起こすこともあります。